1945年 創業者 山田 明（写真左）は、第2次世界大戦の終戦を韓国に於いて迎え、職を失い、引き揚げ者として日本に帰国しました。その後アーニーパイル（現帝国劇場）にて、米軍の通訳となりました。

そこで知り合ったアメリカ人グラフィック・デザイナー、マック・ブザーテー氏（写真右）より「いつまでも日本に米軍は駐留しないから、何か新しい仕事をしてはどうか。日本では未だ馴染みの薄いアドバタイジング・エージェンシーなるものを日本でやってみる気はないか？」との話があり、1948年に起業することとなりました。

その際に、ブザーテー氏の「アメリカに【ベントン＆何がし】なる大きなアドバタイジング・ エージェンシーがあるから、新会社をベントンと名付けたらどうか？」との勧めがあり、社名がベントンとなりました。

戦後間もない当時の日本にはカタカナの社名がまだ多くなかったために非常に珍しく、開業当時は国内では【ベントン】が【弁当屋】に呼び間違えられたりすることもしばしばだったそうです。逆にアメリカの方々には呼びやすかったようで、米軍のCPO（中央購買局）からの注文がや外資系の会社の仕事が多かったとのこと。

2023年に創業75年を迎え、現在はチラシ・ポスター・パンフレット 伝票などさまざまな媒体の印刷物を取り扱っております。

現在は募集を行っておりません。募集の際はあらためて当ホームページにてお知らせいたします。

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